金融系ソリューション
花き栽培管理システム
「花き栽培管理システム」は、花芽や鉢数の在庫数、各栽培に必要な作業や農場を簡単かつ効率的に管理します。本システムを、「花き販売管理システム」と連携させることで、花き農家における川上から川下までを一気通貫に管理し、効率的な農家経営を支援します。
背景と課題
花き農家は、花きの栽培や販売、それらの管理に手間がかかるうえ、慢性的な人手不足に直面しています。また、海外からの安価な輸入花きの流通も増えており、それらとの差別化のための品質強化や、コスト競争力の向上が求められています。流行の変化を受けやすい買い手のニーズに応えるためにも、少ない人手で効率の良い栽培を実現することも必要です。こうした背景を受け、ICTやIoT技術を効果的に導入することが求められています。
ソリューション
本システムは、花き農家の栽培を効率的に支援します。次のような特徴を備えています。
簡単な操作とわかりやすい画面表示
農場内で作業を行うため、タブレット端末で簡単に操作できるユーザーインターフェイスを備えています。また、システムで生成したQRコード付きの管理札を鉢の前に立てることで、QRコードをタブレットのカメラで読み込み、鉢の情報に素早くアクセスすることができます。
AIによるサポート
本システムでは、複数の農場も一括して管理できます。管理対象が多くなると、システムで取り扱う情報も増えます。本システムではAIが計算処理を行うため、農場ごとの鉢の移動や効率的な作業の段取りなどを適切にお知らせします。
「花き栽培管理システム」と「花き販売管理システム」の連携
苗の入荷から花の出荷、請求までの各業務を、2つのシステムでカバーします。
実際の活用事例として、次のような成果があがっています（お客様の声）。
『「花き販売管理システム」を使って、過去のある月に売上金額が高い品種があることが把握できた。それを踏まえて、苗場で栽培中の商品の成長を早めるために「花き栽培管理システム」で計算することで、栽培計画の立案がスムーズになった』『苗の仕入れ単価を「花き栽培管理システム」に入力し、「花き販売管理システム」で品種毎の利益率を算出した』
